タローのお墓

何も食べない人は居ないだろう。好きなものを食べてるだけで本当に幸せな気分になれる。まだ家族と暮らしてた頃、夕飯に自分の好物が出ると知っただけで、すごくわくわくした。食べることの喜びは現在も幸せのひとつである。

肉にも魚にも様々な種類がある。そして、例えば一口に牛肉と言っても、産地によって値段も違うし、人それぞれ好き嫌いあるだろう。魚にはシーズンがあり、一番いい時期に食べると脂がのっていてうまい。威勢の良い店主にその日のオススメを聞くのも楽しい。

日本にはさまざまな国の果物が入ってきていて、特にカラフルな南国のフルーツは目にも楽しい。チェリーやオレンジ、どこの国のものかもわからない強烈なにおいを発する果物もある。

食べ物に限っては、お金をかけて、自分の好きなものを味わいたい。それだけで、人生をより良いものに出来るとすら感じる。それほどまでに食べることが人間に与える幸せは大きいということだ。



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